G2E ASIA 2025 カジノショー(マカオ)
- 森本シゲル
- 9月15日
- 読了時間: 10分
更新日:9月16日

はい!伊勢海老の天ぷら御膳から始まりました。
久々のブログです。
成田だったかな、手荷物検査終わって結構歩いた先にエスカレータ降りたとこの食事処で見つけました。
出発前にテンション上げていきます!
さて!
本題始めます。

はい!ここ。
行ってきました。G2E ASIA。
よく見ると5/7〜9 って書いてありますね。
(どんだけ時間経ったんだ?ブログに書くまで)
さあ、始めますよ!
今回のご報告もサウンド目線になります。
各社どんな仕上がりなのかどうか。
いってこいよぉ〜〜〜!(知ってますかね、ムネTV風)
最新鋭サウンドを体感!展示会レポート
カジノゲーミングの最新トレンドを追うため、今回も展示会へと足を運びました。本稿では、数多くのメーカーが出展した新作スロットマシンの中から、特にサウンド面で印象的だった機種をピックアップし、その魅力をお伝えします。
ARUZE GAMING

AG2という名前になっていますね!アルゼは一旦別の会社に買収(吸収?)されて継続してゲーミングマシンを製作しています。
DOUBLE FIRESTORM
従来のAruze Gamingのイメージを覆すビジュアルが特徴的です。Light&Wonderのような、炎のシンボルを基調とした派手でクールなデザインは目を引きます。しかし、リールの配列や停止の仕方が直感的ではなく、何が揃えば当たりなのか分かりづらい点が気になりました。結果、投資を続けるモチベーションを維持するのが難しく、ゲーム性に課題を感じます。 下記(https://aruzeglobal.com/game/double-firestorm-wolf/より)

参考
LIGHTNING ARROW
基本的な演出やサウンドは丁寧に作られているものの、全体的に一昔前のゲームのような印象を受けます。グラフィックやサウンドの表現は完成しているだけに、最新のトレンドから一歩遅れている点が惜しく感じられました。
POW POW PANDA
Aruze Gamingの中でも比較的新しい機種で、リール中央に特別なアクションウィンドウが設けられている点が目を引きます。ボーナス中はAruze Gamingらしい、毎ゲーム何らかのアクションが起こるゲーム性で、長時間楽しむことができます。結果に関わらず、遊んでいるという感覚を強く得られるのは好印象です。 サウンドについては、音の表現手法が古く感じられます。低音域は鳴っているものの、筐体のウーファーが効果的に機能していないようで、Light&Wonderなどのトップメーカーに比べるとサウンドの質感が表面的に感じられました。

BIG WIN SOUND
これはタイトル名ではなく、BIG WINの時の払い出しサウンドの話
軽快なリズムが特徴的な楽曲の、中華風アレンジが新鮮に感じられました。これは新しい試みであり、開発チームの努力が伺えます。とっても良いです。
KL Saberi

JADEDRAGONBOOST
ブースはとてもフレンドリーな雰囲気でしたが、残念ながらプレイできる機種は少なく、その中で注目したのは『Fu Dai Lian Lian』に酷似したゲーム性を持つ機種です。おそらく制作会社が同じなのでしょう。サウンドの音量は控えめで聴き取りにくいものの、アクションにはしっかり効果音がついていました。

CASH THUNDER
この台もカジノゲームで一般的な「Persistence(パーシスタンス)※1」というゲーム性を採用しています。その3つの壺のうちの一つは、お馴染みとなったHold&ReSpinを模したものですが、テンポ感が悪く、サウンドも洗練されていません。 また、他には『多福多財』のようなシンボルめくりボーナスや、ブーストで配当が倍になるような現代的なゲーム性も取り入れています。画面上部にシンボルがあり、打ち上げ花火のように追加の配当が得られるという、新鮮なゲーム性でした。
※1 Persistence(パーシスタンス)
要は3つの壺などがあって、それらが成長し当たりが近づいているように見えるシステム
KONAMI

TRINITY
稲を叩くような独特の停止音は、最初は違和感がありますがすぐに慣れるでしょう。大きな配当時には銅鑼や重低音が響き、『ファーファーファー』という音声も聞こえてきます。サウンドは基本に忠実で、配当音はいつものKonamiらしい心地よい響きでした。

SAPPHIRE WEALTH
木にたくさんの札が下がっているデザインは、福を呼び込む縁起の良い印象を与えます。中華風のBGMは、Konamiが時折採用するメロディを前面に出すタイプではなく、背景に溶け込むようなアレンジに徹しており、優しい音色が特徴です。その分、効果音が際立っており、計算された音響設計が光ります。
こちらもwinsoundはいつものKONAMIのもので安心感があります。

Winsoundのクラシック化はcasinogamingを成功させる要素として重要な役割を担っていると思う。
このサウンドが聴こえたらこのメーカーである。というのが一目瞭然一聴瞭然で判明する。
ブランドをプレイヤーに伝える視覚以外の方法としてサウンドのクラシック化は非常に有効な手段である。
Winsoundだけでなく、Scatterの音も同様である。定番を狙って狙って狙い続けて継続してクラシック化する。たとえ、台のタイトルと雰囲気が合わなくても、クラシック化を目指す途中でやめては行けない。別物と考えるべし。
LIGHT&WONDER

LIGHTNING GONGS
シンボル停止時のサウンドは、ウーファーの響きと中高音域の雷のような音が組み合わさり、非常に心地よいものでした。通常であれば過剰に感じられる音量や表現も、リール停止時の物理的な振動とリンクすることで、体感としてプレイヤーの記憶に深く刻まれます。この「音と体感の一体化」は、他のメーカーが見習うべき重要なポイントでしょう。

SQUID GAME イカゲーム
まず、その音量の大きさに驚かされました。音量を控えめに設定しているブースが多い中で、実際のカジノホールに設置されているかのような大音量でプレイできました。同社の筐体は低音を強調する設計になっており、この台のサウンドはその特徴を最大限に活かしています。BGMのキック(ビート)に合わせて効果音が乗り、クレジットシンボルの獲得音もこのテンポに追従しています。映像との完璧な同期も相まって、サウンドは計算し尽くされた素晴らしい出来栄えでした。

AGS

BABA DAFA DRAGON
一言で表現するなら「完成されている」という印象です。積み重ねてきた歴史と経験に基づきながらも、独自の表現が巧みに盛り込まれています。筐体からのサウンドバランスも秀逸で、すべての音がクリアに聴こえてきます。これは、アメリカのヒットチャートに並ぶヒップホップやR&Bの楽曲のように、芯のあるキック(バスドラム)を基調とし、必要な楽器とボーカルだけが際立つようなアレンジとミックスによるもの。ゲーム性にも工夫が凝らされており、Hold&ReSpinの要素に一味加えた独自のスタイルは非常に好感が持てました。
写真がなくてすみません。新台なので秘密に撮れなかったかもしれません。HPにも公表されていませんでした
NOVOMATIC
PROLINK
4つのゲームから選べるシリーズで、今回はドラゴンの機種をプレイしました。ウーファーによる低音域の使い方が、まさにアメリカのカジノのスタンダードだと感じさせるものでした。ポイントを貯めるシンボルのクラベス(打楽器)の音も印象的です。低音域まで含めてこの音をどのように作っているのか、非常に興味深いサウンドでした。
AINSWORTH

ROCKET FRENZY
ビジュアルの品質はあまり高くなく、解像度が低いように感じられました。一方で、ロケットが飛び立つ時のサウンドは非常に心地よく、シンボル停止音もキック(バスドラム)でしっかり支えられており好印象です。しかし、最終的な配当集計時のウィンサウンドは、なぜか甲高いグロッケンの音で、勝利の喜びが感じられません。盛大なファンファーレを鳴らすべき場面なのに、非常にもったいなく感じます。サウンドの品質は全体的に低めで、筐体の音量設定やウーファーの配分などの構成にも改善の余地があると感じました。
ほかにもsan fa rabitts等アメリカ寄りの台もありますが、それは前回報告したので、今回は中華寄りの台のみ報告です
GRAND FORTUNE BULL
サウンドはリアルな楽器音を基調としていますが、ウィンサウンド時の電子音は高域が多めで軽い印象です。ただ、この電子音は小さな配当時にしか使われず、大きな配当時には心地よいキックの効いたリズムとBGMで表現されています。Hold&ReSpin開始時には音声で盛り上げ、シンボル停止もキックが効いています。集計時にはリアルな楽器音と効果音(フォーリー系)で広がりある帯域を表現しており、平均点以上の仕上がりです。
JUMBO

満福宝
Light&WonderやAristocrat、IGTがトップメーカーだとすれば、Jumboはそれに次ぐ位置にいるメーカーだと感じます。デザイン、アニメーション、ゲーム性、そしてサウンド、どの点においても丁寧に作られており、完成度は非常に高いです。 ただ、どの点においても満点をつけるには惜しい、という印象です。特に、ウーファーの使い方が控えめで、アメリカのメーカーが実践しているような重厚な低音の使い方が見られません。これは文化的な思考の違いなのか、それともまだ作り込みが足りないだけなのか、今後の動向が気になるところです。
IGT
画像が撮れなくてすみません。
大きなブースでした。目新しいタイトルはありませんでしたが、どのタイトルも相変わらずの高品質を保っています。
PROSPERITY LINKシリーズ
今回もIGTらしい安定したラインナップでした。プロスペリティリンクがあり、SAMURAI888など通常時にBGMが流れる機種が多いのが同社の特徴です。タイトなキックがサウンドを支え、ウーファーがやや響く構成は、リールを叩く感覚を心地よいものにしています。特段の驚きはありませんが、サウンド構成の安定感と響きに全く違和感がなく、安心してプレイに集中できます。
EGYPTIAN LINK
ビジュアルの美しさが際立っており、筐体のガラスまでもが美しく感じるほどでした。安心してプレイに没入できる機種です。サウンド面も計算されており、Persistenceそれぞれのシンボルで効果音を変えています。特に青いシンボルが止まった時には、ウーファーが唸るような音がして、トランジションの心地よさを生み出していました。
MAGIC TREASURE
特筆すべきは、ボリューム調整機能です。タッチすると通常は音量メーターが表示されるだけですが、その横に『Music ON/OFF』という新しい選択肢が追加されていました。IGTは通常BGMを流す機種が多いだけに、このプレイヤーの好みに合わせたカスタマイズ機能は素晴らしいサービス精神だと感じます。こういうのこそアメリカより先に日本のメーカーがやっておきたかった事かもしれません。…反省。
RISING ROCKETS
金色のロケット花火シンボルが停止した時のサウンドは完璧と言える仕上がりです。音質、音量ともに理想的で、それがゲームに良い緊張感をもたらしています。実際にお金を賭けてプレイすれば、その意味が理解できるでしょう。たった一つのサウンドの品質が、他の音の印象を左右するほど重要だと改めて感じさせられました。
ZITRO
ブースは小規模で、ゲームをプレイする機会はありませんでした。強面のスーツ姿のスタッフに囲まれていたため、近づきにくい雰囲気だったのが残念です。
ARISTCRAT
ブースの中に入れてもらえなかったんですよね。
スーパートップメーカーは顧客も選ぶ戦略のようです。
YOUTUBEのリンク置いておきます!
SEGASAMMYCREATION
すみません、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。
今、勢いが最もあるメーカ。
絵が綺麗、ゲームが面白い、サウンドがしっかりしているメーカ。
特に音声の使い方には工夫がありますね。集客を狙っているのが伺えます。
スロットだけじゃなく、ETGといってテーブルゲームの電子版もすごく楽しい仕組みで作られています。皆さんにも体験して欲しいですね。マカオに行ってみてください。たいていのカジノには設置があります。数年前からあるようです。ETGの大小。サイコロの目をカードで隠してバカラみたいにゆっくりめくっていく遊ばせ方になっています。
アツ過ぎですよ!天才ですね。製作者。
このメーカはアジアだけでなくアメリカでもブランドを築き上げています。
G2Eアメリカ2025が来月の10月7日からあるのでちゃんと見てきますね!
レポートをお待ちください。
総括
今回の展示会では、各メーカーがサウンド面の品質を向上させていることが実感できました。特に、ゲームのテンポ感や、サウンドとビジュアルが一体となった演出は大きく進化しています。しかし、その一方で、一部の機種ではまだサウンドが表面的だったり、プレイヤーの感情に訴えかけるような工夫が足りなかったりする点も見受けられました。
今回のレポートは以上となります。もし特定のメーカーのサウンドについて、さらに深く掘り下げたい点があれば、ぜひお知らせください。調査して参ります。
おまけ
こういうのも好きでしょ?



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